162.5mm Cybreiカーボンクランクに交換しました

クランク長を162.5mmに変更するため、Cybreiカーボンクランクを購入しました。

目次

今まで使っていたクランク

ELILEE(エライリー)X320カーボンクランク165mm 24mmチタンスピンドル+Sigeyi Axoパワーメーター

この仕様で456gです。(左クランクアジャストリング、ペダルワッシャ2個含む)

デュラエースのパワーメーター付クランク(610g)より154g軽量です。

シマノと同じ24mmスピンドルでクランクを交換するだけ、組付けに注意が必要ですが軽くて硬くてちゃんと変速する良いクランクです。

Sigeyi Axoパワーメーターはオートゼロリセット・温度補正付きです。

スマートトレーナーとのデュアルレコードでもほとんど誤差なく優秀なパワーメーターです。

ショートクランクってどうなん?

・適正クランク長

適正クランク長を求める計算式はいろいろあります。

・脛骨長さ×0.41

・(股下の長さ×1.2)+65cm

など・・

計算すると私の場合は159mmとかになります。

私は身長172cmですが、162.5mmも165mmも全然ショートではありません。

160mm未満からがショートなのかな~?

・短いクランクのメリット

股関節と膝の曲げ角度が浅くなるので関節への負担が減る

・上記により腸骨付近(コマネチ!の場所)の動脈の血流阻害が改善される(マッチョなアスリートほど効果大)

ペダルの円軌道が下方に下がる、踏み位置が重心に近づくことで、下方向に踏むパワーが上がる

空気抵抗減、コーナリング時にヒットしずらいサドルが上がってカッコイイなど

・短いクランクのデメリット

・テコの原理でトルクが落ちる

・上記によりスプリントやアタック時は不利に働く

人によりますが、平坦も登りもある長いロードレースではメリットがデメリットを上回るので短いクランクが注目されているのだと思います。

宇都宮ブリッツェンの増田選手のようにアンクリングをうまく使って太もも上下動量を減らすテクニックもあるようです。(プロしかできないか・・)

結局のところ私は回しやすい範囲内で気持ちよく踏めるクランク長が最適だと思います

ちなみに私のクランク長遍歴は170→165→170→165→162.5(今ココ)です。

なぜ162.5mmのクランクにしたのか

上記で書いたメリットがデメリットを上回ると思ったからですが最終的には雰囲気で決めました

160mmだとガッと踏んだときの気持ちよさが少なくなり過ぎるかなぁと・・

現状165mmで特に問題は出ていません。

パワーも出るし、関節が痛くなったりもありません。

強いて不満点を言えば「上死点の通過をもうすこし楽にしたい」と、少しだけ「回させられてる感がする」です。

YouTuberのISSEYさんも162.5mmにしたそうで・・

シモジマンさんの話もしっくりきます。

購入したクランク

Cybrei-Carbon Crank arm 24

ベロナツショップさんで購入しました。

Sigeyi Axo-EASTON-4-110はAliExpressで購入しました。

クランクは3週間ほどで到着、値上がり前に購入できてラッキーでした。

パワーメーター1週間ほどで到着、今回デカールは赤でした。

Cybrei(サイブレイ)はポガチャルがタイムトライルで使用しているクランク、品質は間違いないでしょう。

ITさんがすでに詳細なレビューをされていますので、私は適当にレビューします(笑)

内容物と重量

クランク、スペーサー(0.5mm・1.0mm・1.5mm)、ペダルワッシャー、24mmアクスルスペーサー、取扱説明書です。

クランクも箱もピカピカです。

取扱説明書は中国語と英語のみでした。

実測重量は162.5mmクランクのみで333gでした。

ペダルワッシャーと24mmアクスルスペーサー2g、Sigeyi Axo100gなのでチェーンリング抜きで435gになります。

ELILEE X320クランク(455g)より20g軽量、デュラエースのパワーメーター付クランク(610g)より175g軽量です。

取り付け

・パワーメーター取り付け

取説どおりに作業します。

クランクにSigeyi Axoパワーメーターを取り付けます。

取付には20ノッチのボトムブラケットツールが必要です。

私は3/8ソケットのトルクレンチを使いたかったで、ちょっと高いけど取説どおりパークツールのBBT-22を購入しました。

使用しているトルクレンチの記事はこちら

40N.mで締め付けます。

ロックリングは高精度であそびがほぼゼロ、BBツールきつきつでした

精度の良くないBBツールだと入らないかもしれません。

締め付け後に24mmアクスルスペーサーを取り付ければ完了です。

チェーンリングも取り付けておきます。

ちなみにアルテ52-36チェーンリングはボルト込みで162gでした。

クランクシステム全体で597gですね。

ペダルも取り付けておきます。

締め付け方向がプリントされた親切設計!

いつも迷ってしまうので助かります。

・クランク取り付け

ELILEE X320クランクを取り外してから、ドライブ側スペーサーの構成を決めるためにBB幅測っておきます

取説にある計算式は、ドライブ側スペーサー=(91.5mm-BB幅)/2 です。

(わからない場合は0.5mmスペーサーを入れとけと書いてあります)

実測92mmだったのでスペーサーは無しですね。

クランク同士を50N.mで締め付けます。

普段筋トレしてるみんなは50N/m出せるよね!?

締め付け後、ドライブ側をゴムハンマーで叩いてBBに密着させます。(私は掌底を喰らわせました)

ノンドライブ側のアジャスターをクランクの回転が渋くならないギリギリのところまで手締めで締めます。

締め付け幅はX320(後期型)と比べて少な目でした。

Qファクターが148mmとX320後期型(151.5mm)と比べて狭いからですかね。

アジャスター固定ボルトは2mm六角ボルトでした(ELILEEはトルクス)

組付け完了

マットなELILEEも良かったですが、テッカテカのCybreiも良いですね。

インプレは少し乗ってからでも書こうと思います。

おしまい

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