Cybreiクランクのインプレッションというかほぼ162.5mmクランクのインプレッションです。
交換したときの記事はこちら

クランク長 変更の軌跡

いちばん使っている期間が長いのは165mm長のクランクです。
以前使用していたELILEE X320クランクの前もその前も165mmのクランクでした。

165mmの前は170mmのクランクを使っており、170mmから165mmに換えたときはペダルが重いとは感じましたが、「回しやすい」というメリットが大きくデメリットらしいものはほとんど感じませんでした。
クランク長170mmは明らかに上死点の通過時に股関節周りの圧迫を感じていましたし、大きく回している感覚がありました。
Cybrei 162.5mmクランク ファーストインプレッション

ポジション変更は無しで変更はクランクのみです。
・クランク一回転がすぐ終わる気がする
165mmクランク1回転は約518mm、162.5mmクランク1回転は約510mmです。
たった8mmなんですが1回転がやたらと小さく感じます。
力を掛けられる時間が短い、クランクがグインッと回る感覚がありません。
・クランクが1時くらいから重い
踏み始め1時くらいから、やたらと重い感じがします。
たった2.5mm長いだけやぞ・・
前に蹴りだしてやらないと回らないイメージ、いままでのようにスムーズに回せません。
・パワーが出ない
いつもの感じで踏んでいると200Wくらいのところ185Wくらいしか出ません。
座る位置を変えたり、ギアを変えてケイデンスを上げたりしてもダメです。
股関節周りはやはり楽なんですが・・・
ポジションを試行錯誤する

これは失敗したかと少し思いながらもセッティングが悪いからかもしれない可能性もあると思い、いろいろと試しました。
・サドル位置を変更する
クランクが2.5mm短くなったということは、今までと同じ位置で踏むにはサドルを2.5mm上げ、2.5mmバックするというのがセオリー、ということでサドル位置を変更しました。
ダメです。
ペダリングはあんまり変わらないし、ハンドル荷重のポジションになって上体がツライ・・
・クリート位置を変更する
あるブログで「クランク長変更にともないクリート位置を変更した」という記事を見つけました。
クリート位置は母指球(親指の付け根)と小指球(小指の付け根)を結んだ線の中心あたりにセットするのがセオリー、私のクリート位置は少しかかとよりのセッティングでした。
その方の記事ではかなりの量を動かしていましたが、私は2.5mmしかクランクが短くなっていないので3mmほど前にセットしました。
結果、かなりペダリングしやすくなりました。
が、、、膝・ふくらはぎに痛みが出るようになってしまい、結局もとに戻しました。
小手先の小さい筋肉を使ったので負担が大きかったのかもしれません。
少しの期間乗ってみて・・

5カ月ほど、たびたびポジションを調整しながら乗りました。
私のサドルポジションの出し方は、ケイデンス200bpm以上で回したとき・シッティング6倍以上で踏んだときにしっくりくる位置から少し後退した位置を基準にしています。(これで大体いいトコくる)
最終的にサドル位置はクランク変更前と同じ位置に戻りました。
私は200W時(3.3倍くらい)の心拍140bpmを基準にして調子を判断しているのですが、次第に同じ心拍数で165mmクランク時と同じくらいの出力が出せるようになってきました。
ケイデンスも最初は95bpmくらいでしか200Wを維持できませんでしたが、次第に若干低めの85bpmでも維持できるようになり、この低めのケイデンスが楽に感じるようになっていきました。
ということで・・結局は慣れなんだと思います。
これは神経系・感覚のほか筋力アップも含みます。(うまく回せるまでそこそこ日数がかかりました)
ここでひとつ落とし穴がありました。
162.5mmクランクを165mmクランクの感覚で踏むと踏み切れないので前乗りセッティングになりがちです。
「回す」より、引き足をあまり使わない「踏み込む」ペダリングになってしまい、効率が悪く疲れるペダリングになってしまいます。
私はCADEX AMPという後部が反り上がってお尻を後ろにずらせないサドルを使用しており、そのサドルを前に出していたのでなおさらでした。

一時的にパワーは出るけど筋疲労が激しい超短期決戦用のポジションで終始踏んでいたということです。
「なんか違う」と感じながらしばらくこのセッティングで右往左往してしまいました。
インプレッション パート2

ちゃんと回せるようになったのであらためてインプレです。
(パワメが新型のSIGEYI AXO SLになったよ)

・クランク剛性
クランク長が違うので純粋な比較はできませんが、それを差し引いてもELILEE X320クランクより硬いと思います。
ELILEE X320はパリッとした印象を受けたんですが、Cybreiは鉄の金庫のような印象です。
クランクはペダル軸からの曲げ荷重に対するねじれ剛性が重要だと思いますが、たぶん私のパワー程度ではビクともしていません。
踏んだ感触はどちらかというとELILEEの方が好みでしたね~(Cybreiは自分には硬すぎる気がします)
・パワー
5.5w/kg(330wくらい)までは165mmクランクと同じ感じで出せるようになりました。
ですが、6.0w/kg~の維持がツラいです・・
今は絶頂期にできた5分6w/kgとかは無理な気がします。(この辺がZWIFTレースで生き残れるかどうかの境目なんですよね~)
だんだん維持できる時間が増えてきてはいるので、いずれは・・
・筋肉の疲労度
Zwiftレースやロングライドの次の日に感じていた筋肉痛・ダルさが明らかに減りました。
連日でZWIFTレースすることも増え、フィットネス(CTL)も以前より5~10増えました。
・快適さ
たった2.5mmですがペダリングが楽です。
やはり上死点の通過が楽でブラケットポジションで股関節が窮屈に感じることが皆無になりました。
(少しだけあった股関節の圧迫感が0になったイメージ)
エアロフォームや下ハンを握っても以前より余裕があり、ブラケットのツノ部分を握ることが増えました。
162.5mmクランク 考察

たった2.5mmですがクランク長165mmから162.5mmは170mmから165mmにしたとき以上の変化に感じました。
回しやすいんだけど、うまく回すには慣れも筋力も必要という感じでしょうか。(私ももう少し時間が必要)
・ZWIFTレース
25分~45分で終わるクリテリウム系のレースでは、165mmクランクの方が速い気がします。
ガツンとPWRを上げられるので千切れにくいんじゃないでしょうか。
1時間を超えるエピック系のレースでは162.5mmクランクの方が最後まで脚を残せて有利かもしれません。(インターバルに耐えられれば)
・実走ロングライド
実走のロングライドは162.5mmクランクの方が速くて快適かなという印象です。
筋疲労が少ない上、エアロフォームを維持できる時間が長くなるので平均速度が上がります。
・トレーニングとして
162.5mmクランクは筋疲労が少なく練習量を増やせるので最終的に強くなれる可能性があります。
フレッシュな状態で走れる機会が増えるので精神的な充実感も高いです。
また、短いクランクは強制ギプスみたいな効果が期待できると思います。
今クランクを165mmに戻すと短期的には以前より速く走れるような気がしています。
悩ましいですね~
おしまい



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