CANECREEK eeBRAKE

前後で約165g、デュラエースBR-R9200(330g)の半分の重量なのに効きは同等という実用可能(決戦専用ではない)な軽量リムブレーキです。
実際にデュラエースBR-R9200と比べましたが十分効きます、そして引きが軽いです。
またCNC鍛造ハイグレードアルミニウム・チタニウム・ステンレススチールで作られた独特な構造は見ているだけでも惚れぼれするものがあります。
ロードバイクのディスクブレーキ化で市場規模が縮小してきているリムブレーキですが、いまだ利用者数は多く、私もそのうちの一人です。
eeBrakeシリーズは根強いファンが多いのか現在でも限定カラーやブロンプトン専用モデルが出たりとまだまだ活発です。
フレームとの隙間がイマイチ

シマノのリムブレーキと違い、eeBRAKEは前後ともフレームとの間に10~15mmほどの隙間ができます。
肉抜きされた外観と相まってそれほど違和感はないのですが、恐らくこの隙間で発生する乱流はシマノ製リムブレーキより大きいのではないかと思います。
CANECREEKはケーブルがフレームに隠れるルーティングで空力的に有利と言ってますが、この隙間と凹凸のあるボディの抵抗で逆転しているじゃないかと・・
というわけでフレームとの隙間と凹凸を埋めるスペーサーを作りました。
eeBrake エアロシム

eeBrakeとフレームの間に生じる隙間、そして側面の段差を滑らかにつなぐことで、乱れやすい気流を整え、後方へスムーズに流す整流効果が期待できます。
見た目の一体感向上だけでなく、細部までこだわるエアロチューニングパーツとしておすすめです。
1.製品特徴
① ブレーキ周辺の段差・空間を滑らかに接続
左右非対称設計によりフロントブレーキとフォーク、リアブレーキとリアエンドを滑らかに接続し、ブレーキ・フレーム間の乱流抑制が期待できる形状です。
隙間が埋まることにより、バイク全体の一体感あるルックスにも貢献します。
※サイドパネルは片側のみです、ワイヤー取り付け側にはありません。
② 軽量設計でeeBrakeの魅力を損なわない
パーツトータルの合計重量は約26gの軽量設計。
クランプ部のみ強度を増した密度可変設定により見た目以上に軽量となっています。
③ ブレーキ操作を邪魔しない
eeBrake可動部にはほぼ接触しない構造となっているためブレーキの引きは重くなりません。
もともと軽いeeBrakeのブレーキタッチの邪魔をしない設計です。
④ TPU製で機材にやさしい
柔軟性のあるTPU素材を採用。
フォーク・リアエンド、eeBrake本体を傷つけにくく、微振動による擦れを軽減します。
⑤ 簡単取り付け
上から被せてサイドを押し込むだけで簡単に取り付けできます。
フックが付いているため走行中に外れることはありません。
2.StandardとSlimをラインナップ

eeBrakeとフレームとののクリアランスに合わせStandardとSlimを用意。
Standardはギザワッシャー・銀色のワッシャーをフレームとブレーキの間に挟んで取り付けされている方向けです。
フレームとキャリパー間距離が13mm以上あれば取付可能です。

Slimはワッシャー・無しで取り付けされている方やキャリパーとフレーム間距離が短い方向けです。
フレームとキャリパー間距離が11mm以上あれば取付可能です。
Standard×1、Slim×1のセットも用意しています。
私はこの組み合わせで使用しています。
開発秘話のような・・

1.実は左右対称じゃないeeBrake
左右のアーム、前から見たら同じに見えますが実はまったくの別物です。
当然左右でフレームからの距離が変わるのでそれぞれ個別に計測・モデリングしました。
なので完全左右非対称設計!フィット感には自信があります。
装着時も片側からしかはまりません!
2.サイドパネルの形はかなり複雑
アームの中抜き部分は直線部分がほとんど無く、かなり複雑な形状です。
そのため横から撮った写真を3DCADに取り込みトレーシングした図面をもとにモデリングしました。
サイドパネルが付くのはブレーキワイヤーが無い方だけですが、ソリッドな外観に貢献します。
3.ザラザラした表面は空気抵抗が小さいかも
開発秘話ではないですが、3Dプリンタ製品は積層して造形していくという構造上、表面がザラザラしています。
これまではツルツルした面の方が空気抵抗が小さいとされてきましたが、最近の研究で適度にザラザラした面の方が空気抵抗が小さいということがわかりました。
空気の乱流抑制や剥離抑制に加えて空気抵抗自体の低減も期待できるのかもしれません。
↓前に紹介したこのシムも同じ

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