私はロードバイクに乗る際は目を保護するためサングラスを着用しています。
今回、以前インスタグラム広告で見てから気になっていた、一瞬で調光されるサングラスがセールになっていたので購入してみました。
今まで使用していたサングラスの問題点

晴天時用のサングラスは眩しさ軽減のため可視光線透過率が低くなっているため、暗いトンネル内では見えなくなってしまいます。
そのためトンネルに入る際は手で外してハンドルにひっかけたり口にくわえたりして、トンネルを出たらかけ直すということをしていました。
トンネル出口はだいたい下り坂になっており、できればスピードを緩めずスムーズにダウンヒルに入りたいと思っていました。
紫外線に反応してレンズの明るさが変化する調光レンズ(フォトクロミックレンズ)も使ったことがありますが透明になる調光スピードは黒くなるときの何倍も遅いため使い勝手がよくありませんでした。
現在の使っているサングラス


・NRC LUXE(エヌアールシー・ルクセ)
サイクルワークスFin’s店長おすすめのNRCのサングラスです。
ALMATT+®という艶消し処理のレンズがむちゃくちゃカッコイイです。
レンズはよくできていて歪み等はありません。
若干プリズムロードの方が地面の凹凸等が強調されて見える気がします。
フレームが華奢なので保持力は少し弱めです。
可視光線透過率は不明ですがジョウブレイカーと同じくらい、重量は34gです。
・Oakley Jawbreaker(オークリー・ジョウブレイカー)
レンズはプリズムロード、ド定番のロードバイク用サングラスです。
レンズ・フィット感・視界の広さ・レンズ交換のし易さなど非の打ちようがない・・
デザインが近未来チックなので好みが分れるかもしれません。
可視光線透過率は20%、重量は33gです。
CHAMELOというメーカーについて

キャメロと読むそうです。
私はまったく知りませんでしたがテンプルの部分を指でスライドするとレンズの濃さが変えられ、音楽も聴けるMusic Shieldというモデルが有名だそうです。
レンズの色を4種類変えられるファッショナブルでラグジュアリーなモデルもあります。
ForbesとかNewYorkPostなどにも掲載されていて結構有名っぽいです。
リンクです↓
購入したサングラス

CHAMELO Falconというモデルを公式サイトで購入しました。
カラーはObsidian Frame/Alpha Blue Lenzを選びました。
保護ポーチとクロス、保証登録カードが付いていました。
・可視光線透過率は34~8%で自動調整、重さは34g
・中央部のソーラーパネルで発電するため電池や充電は不要
・IPX68(6は防塵・8は防水で最高水準)、99%UVカット耐衝撃レンズ
開封

ハードケース・取扱説明書(英語のみ)・布製ケースが付属します。
ハードケースは四角くてニンテンドー3DSが入りそうです。
Made in Chinaでした。


1.フレームカラー
フレームカラーは黒のスケルトンという感じ、左側にだけchameloのロゴが入っています。
室内では目立ちませんが、明るいところではスケ感が強調されて良いのではないでしょうか。
フレームのカーブはジョウブレイカーと同じくらいです。
2.テンプル
テンプルはかなり長めで開閉の際クリック感があります。
先はずれ落ち防止のため、ラバー製になっています。
テンプルの締め付けはジョウブレイカーと同じくらいでちょうど良いと感じました。
3.ノーズパッド
ノーズパッドも溝付のラバー製となっており、同じくクリック感のある感触で2段階に調整できます。
私は広めでセットしましたが頬骨とのクリアランスは十分でした。
4.レンズ
室内の明るさではレンズは濃くなりません。高光度のLEDライトを当てると濃色に変色しました。
変色は一瞬で無段階のようです。
5.重さ
実測重量もカタログとほぼ同じ34.7gで十分軽いです。
6.HPと異なる点
取扱説明書ではレンズはポラライズドレンズ(偏向レンズ)と書かれています。
真偽はわかりません。
また100%UVカット、調光スピードは0.3秒と記載されています。
UVカット率99%か100%かはだいたいそれくらいということでしょう。
調光スピードは0.3秒より早いと思います。
選んだ理由とこのモデルについて思うこと


1.ギミックが面白い
電子式色調調整レンズを搭載しており、中央のソーラーパネルで給電と自動色調コントロールを行う仕組みです。
0.1秒未満でレンズ全体が均一に色調コントロールされます。
2.見た目が良い
前からオークリースートロのような外周フレームの垂れ眉毛形のサングラスが欲しいと思っていました。
一瞬で調光するサングラスは他にもありましたがデザイン面で納得いくものがありませんでした。
Falconはクラシカルな形状に反しクリアフレームであることやソーラーパネルが違和感なくデザインの一部になっていることが決め手になりました。
3.△フレームカラーが少ない
Falconはカラーが
Obsidian Frame/Alpha Blue Lenz(濃黒のスケルトンフレーム/ブルーミラーレンズ)
Ice Frame | Alpha Purple Lens(透明スケルトンフレーム/パープルミラーレンズ)
の2種類しかありません。
暖色系のカラーラインナップもあればいいなと思います。
私はオリーブやブラウンのフレームが欲しかったです。
4.△価格
定価¥31,100です。
ほとんどの場合10~20%OFFで購入できますがちょっと高いです。
今回クーポン使用で¥22,240で購入しました。
20%以上割引になるタイミングを待って購入するのが良いと思います。
外で使ってみたインプレッション
1.かけ心地
今まで使ったサングラスの中で一番いいかも・・
空気の巻き込みがほとんど無く、目元に空気が入ってこないので涙がちょちょ切れません。
レンズには曇り止め用の穴等は無いのですが気温10℃では曇りませんでした。
長めのテンプルにすることでこめかみの締め付けを抑え、付け心地の良さを向上させているのかもしれません。
2.調光
中央のソーラーパネルに太陽の光が当たったときしか暗くなりませんので、日なたであっても後頭部や斜め後ろから光が当たっているときは暗くなりませんでした。
調光されていないときは可視光線透過率8%で少しグレーがかったクリアレンズのような視界で景色が綺麗に見えます。
トンネル内も付けたままでまったく問題ありません。
視界の中に太陽が入るときは確実に暗くなります。
木漏れ日の中を走るときは暗い→明るいを繰り返すので面白いです。
可視光線透過率は最大34%ですが眩しいと感じることはありませんでした。
サイコンの表示も見やすいし景色の邪魔をしないのでちょうど良いと思いました。
今までのサングラス(可視光線透過率20%)は暗すぎだったのかもしれません。
まとめ

一番のお気に入りになりました。
景色が綺麗に見えるので今まで以上にライドを楽しむことができました。
想定どおりトンネルに入っても外さなく良いので楽でした。
レンズの歪みもなく非常によくできているサングラスだと思います。
おすすめです。
おしまい
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