自動負荷調整機能なしのダイレクトドライブ型サイクルトレーナーを買いました。
購入したのはXplova NOZA Oneというサイクルトレーナーです。
妻用ロードバイクを購入したので、そのバイクでの妻の運動とポジション調整用に購入しました。
※妻用のロードバイクを購入した記事はこちら

家にあるサイクルトレーナーと購入動機


家にはすでに私が使っているGROWTACのGT-Roller Q1.1(4本ローラー)とwahoo KICKR COREというトレーナーがあります。
エクササイズ目的で4本ローラーに乗ろう!という人はまずおらず、妻も然り・・
KICKR COREはZwiftcog+ZwiftclickなのでZWIFTを起動しないと負荷調整(変速)できない・・
第一に妻はリビングでNetflixを見ながら漕ぎたいらしい・・
というわけでNOZA Oneを買ってみました。
KICKR CORE Zwift Oneを購入した記事はこちら

XplovaとNOZAシリーズについて

Xplovaは2008年に台湾で設立された会社です。
2015年にはIT企業Acerの傘下に入りました。
Xplovaが出しているトレーナーはエントリーグレードのNOZA One、ミドルグレードのNOZA S、ハイエンドグレードのNOZA Vの3種類です。
全モデルダイレクトドライブ式、 Zwift等サイクリングアプリと接続可、静穏性が高いのは同じです。
NOZA S、NOZA Vと似たようなスペックのトレーナーは他社(wahoo、Tacx、Elite、ThinkRider等)にもありますがNOZA Oneだけちょっと変わってましてこんなトレーナーを出しているのはXplovaだけです。
NOZA Oneだけの3つの特徴

1.サイクリングアプリには接続できるが自動負荷調整機能は無い
WifiとBluetooth内蔵でZWIFTやTrainerROAD等のアプリと接続しバーチャルの世界を走ることができます。
自動負荷調整機能はないので坂道でペダルが重くなったりはしません。
負荷調整はギアチェンジで行います。
最大負荷は800Wなのでパワーのある人にはちょっと物足りないかもしれません。
パワー測定精度は±3%とそこそこです。
2.AC電源は不要、単三電池2個で360時間動く
WifiとBluetooth電波送信用機器は電池式でAC電源不要です。
アプリと接続できないだけで電池無しでも動きます。
コードが無いのでスッキリしています。
単三2個で360時間はめちゃくちゃ省エネですね。
3.低価格
機能をはぶいたぶん安く、新品は5万円台前半で購入できます。
サイクリングアプリと接続できるトレーナーがおおよそ9万円~なので6割くらいの価格設定です。
確かに安いのですが・・・
ZWIFTでレース等をしようと思っている人は、あと4万円出して自動負荷調整機能付で最高負荷もパワー測定精度も高いもの(wahoo KICKR COREなど)を買ったほうが幸せになれるかな~と思います。
ちなみに私はフリマサイトで中古のものを3万円台前半で購入しました。
NOZA Oneインプレッション


1.組立と外観
私はフリマサイトで説明書無しの中古を購入しました。
組立は3分で完了、工具付きでした。
スルーアクスル用の部品も付いていました。
後ろの脚は幅45cmですが前は60cmと安定性は高そうです。
形状はKICKRとほぼ同じですがフライホイールはカバーで覆われています。
2.音と負荷
評判どおり音はかなり静かでチェーンの音の方が大きいです。
フライホールが回り始めると自動で通信がオンになります。
回し始めても負荷は思ったより高いです。
コンパクトクランク(50-34)でもアウターだとかなりの負荷だと思います。
負荷のかかり方はKICKRと似ていますがペダリングを止めたときのフライホールの回転の収束が少し早いです。
負荷がかかり続ける感覚が少し強めだと感じました。
3.もがいてみる
もがいてみました。
NOZA Oneの最大負荷800Wは私の体重の13.3倍です。
徐々にギアチェンジして、おりゃーーーと力いっぱい踏みましたが踏み切れませんでした・・
(妻のバイクだったりフラペだったりを考慮しても800Wは回しきれない・・)
ふだんの使い方



写真のように使わないときはとなりの和室に立てて収納してあります。
使うときはズルズルと引っ張ってリビングにセットします。
少々重いので台車が欲しい・・作ろうかな
そこまで真剣にZWIFT等はしないけど気軽に乗れる安くて静かなトレーナーが欲しい、という人におすすめのトレーナーですよ。
おしまい