軽量78g SIGEYI AXO SLパワーメーターに交換しました

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SIGEYI AXO SL

本家SIGEYIから購入しました。

AXO SL    56,000円

追加デカール2個  900円

送料       3,000円

関税/消費税   5,300円

全部で約65,200円くらいでした。

楽天市場Yahooショッピングでも売っています。(後で気づいた)

ポイント等を考慮すると本家より少し安いかな?デカールとかは売ってないけど。

TRYCLEさんでも売ってますね。

(旧)SIGEYI AXOの仕様

計測精度: ±1.0%

パワー計測範囲: 0~2000ワット

ケイデンス計測範囲: 30~220 RPM

データ: パワー、ケイデンス、L/Rバランス

耐水性:IP67

ゼロリセット:自動

補正:リアルタイム温度補正

バッテリータイプ: 充電式バッテリー、最大300時間

充電タイプ: 磁気充電(マグネット式)

接続方式: ANT+およびBluetooth 4.0

重量: 100~105グラム

使用温度範囲: -20~+50℃

アップデート: SIGEYI APPを通して行う

ELILEE XXE X320カーボンクランク、CybreiカーボンクランクどちらもSIGEYI AXOパワーメーターを使っていました。

今回のSIGEYI AXO SLで3台目になります。

自動ゼロリセット、自動温度補正で取付後は充電とファームウェアアップデート以外は何もする必要がありません。

バッテリーも超長持ちなので、私くらいの走行距離だと半年に1.2回くらいの充電で十分です。

バッテリー残量はアプリと接続しなくても起動時のLED点滅回数で分かります。

1~5回点滅、アイシテルでMAX状態です。(取説には20%切ったら充電しとけとあります)

備忘録で書いておきますが、Di2はリアディレイラーのボタンちょん押しで緑点灯51-100%、緑点滅26-50%、赤点灯1-25%、消灯0%です。

すでにたくさんの実績とレビューがあるので私が言うまでもないですが、今まで暑い日も寒い日も異常値が出たことはありません

計測パワー値はKICKER COREとのデュアルレコードでもむちゃくちゃ正確でした。

クランク・チェーンリングとの適合

sigeyishop.comより

SLから5アームのモデルはディスコンになりました。

(旧モデルからディスコンの波は押し寄せてましたが・・)

チェーンリングは4ボルト・110BCDに適合します。

私のCybreiクランクに適合するのは EASTON規格(CINCH規格)でELILEEクランクなどもこの規格です。

MTBバージョンはデカールが変わったくらいしか違いがわかりませんね・・

内容物

注文して9日で到着しました。(DHL→佐川急便)

箱 in 箱でしたが中の箱はベコベコ(中は無事)、たのむぜDHL・・

内容物は本体、取扱説明書(日本語あり)、充電ケーブル、デカール(青)

追加購入の白・赤デカールもいっしょに中に入ってました。

重量比較

実測重量78g(デカール無し)、旧SIGEYI AXO(デカール有り)より22g軽いです。

これはクランク型パワーメーターでは2番目に軽いようです。

デカールは約2gで貼り付け後の重量は80gになりました。

ELILEE AUSTRALIAより

1番軽いのはELILEE EK-01 Carbon68gのようです。

カーボン製!でもAXO SLと10gしか変わらんな!

話が逸れますが、ELILEEからはX310 24mm チタンスピンドルの上位クランクX-TRECENTOも発売されました。

285gとX310より25g軽くQファクターが151.5mmから150mmに変更になっています。(Cybreiは148mm)

Cybreiより50g軽いけど価格は108,000円とちょい高。

安く買いたい人は11月11日から開催される、中国で年間最大のセール独身の日セールが狙い目かな?

割引とプロモコード(先着順で無くなる)で20%以上安く買える可能性がありますよ。

剛性

sigeyishop.comより

横方向の剛性が8%、ねじり剛性が10%向上、軽量になったことから剛性体重量比は35%向上しています。

上の断面図を見てわかる通り、断面は明らかにゴツくなっていますね。

旧SIGEYI AXOのチェーンリング取付部は薄く細く華奢な感じでしたが、こちらも断面が2倍くらいになっているように見えます。

剛性は高いほどエネルギーロスが少なくなると思います。

横方向(回転方向)の剛性に関しては、スパイダー部はペダリング1回転で2回応力が加わる(変形→元に戻るを繰り返す)ので小さなロスでも回数が多い分、積み重ねで差が生まれるかもしれません。

ねじり剛性に関しても、チェーンラインが常に真っすぐということはないでしょうからペダルを踏むたびにチェーンリングを介してねじる力がスパイダー部にかかっているので同様です。

まあスパイダーの他にもフレーム・BB・クランクシャフト・チェーンリング・ペダル軸などが踏むたびに変形しているので体感は難しいかと思います。

デザイン(見た目)

sigeyishop.comより

スッキリしましたね。(これが買い換えた理由)

「トポロジー最適化に基づく3D構造設計により重要でない応力領域の部材を削除、有限要素解析(EFA)で繰り返し検証した」 形のようです。

今のクランクアームはこの形状が多いので予想はできたでしょうけど・・

sigeyishop.comより

表面がフラットで保護カバー・装飾カバーが付けられるようになっています

デュラ用とアルテ用があるのかな?

今回品切れで購入できませんでした。(発売されたら買おうかな、シール貼ったしいらんかな・・)

ペダルスムースネス

ペダルスムースネスはクランク1回転全体にわたってどの程度均等に力が加えられたかの指標です。

おそらくパイオニアが元祖でGarmin・Stagesなどは後発です。

計算式は下記のとおり

ペダルスムースネス(%)=1回転平均パワー/1回転時の最大パワー×100

よって、ガツンと踏めば下がり、クルクル回せば上がります。

ペダリングにムラが少ないと高い数値が出るようです。

10~40%が標準的だそうですが個人的には低すぎるのはマズいけど高ければ高い方が良いのかいうと、そうでもないかなぁと。

ペダリングって1回転の中でも力を入れるところ力を抜くところがあり、その短い時間の中でも筋肉中の酸素やエネルギーの消耗・回復を繰り返しています

ペダリング1回転の中で力をかけられる時間・強度消耗・回復の度合いは個人差が大きいと思いますので、ペダリングスムースネスで高い数値を目指したところでそのペダリングがすべてのサイクリストにとって効率的かは微妙かと思います。

フレームとの干渉問題

旧SIGEYI AXOではT47インターナルBB規格の一部のフレームで、スパイダー部分が僅かに干渉するという問題がありました。(Magene PES-P505などでも同様、P515で改善したっぽい)

新しくなったSIGEYI AXO SLではBB側スパイダーオフセット部が大きく広がる形状に変更され、干渉リスクが大幅に軽減されました

ちなみに私のロードバイクELVES VANYARのBBはネジ切無し圧入式のBB86規格ですが、旧Sigeyiでも干渉はありませんでした。

インプレッション

新機能以外は旧SIGEYI AXOとの比較です。

・ペダルスムースネス

現在使用中のGarmin Edge840で表示可能です。(SIGEYIアプリでも可)

試しに表示させて3.0~3.5w/kg流しで回してみたところ、30%くらいでした。(この数値が高いのか低いのかは不明)

たぶんもう使うことはないです・・

・剛性感

変わりません。

そもそも1,000W出ないワシのスプリントじゃわからんよな!

・変速性能

変わりません。

そもそもフロントの変速ってほとんど使わんよな!

・見た目とエアロ性能

スッキリして好みです。

今まで隠れて見えなかったBB周りが汚れが気になるな!

体感できないけどスカスカの新型より旧型の方がエアロ性能は高そうな気はします。

クーポン等で割引が効くアリエクで登場したら購入するのも良いかもしれませんね。

おしまい

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