私のロードバイクELVES VANYARは12速Di2のリムブレーキ仕様です。
デュアルコントロールレバー(以下レバーに略)はデュラエースグレードのST-R9250を使っています。
ST-R9250のいいところについて紹介します。
ST-R9250と他グレードとの比較

ST-R9250はシマノデュラエースR9200シリーズのリムブレーキ用Di2専用デュアルコントロールレバーです。
ボディとレバーはカーボン製です。
リムブレーキ用は油圧のシリンダーが入ってないぶん大幅に軽くなっています。
無線通信機能はついていません。
サイクルコンピュータとの無線接続は可能です。
※12速Di2有線接続の記事はこちら

グレード・ブレーキ種類別の重量・各機能の比較です。
グレード | 型番 | 無線接続 | 有線接続 | 重量 |
デュラエース | ST-R9250(リム) | ✕ | 〇 | 230g |
ST-R9270 | 〇 | 〇 | 350g | |
アルテグラ | ST-R8150(リム) | ✕ | 〇 | 295g |
ST-R8170 | 〇 | 〇 | 391g | |
105 | ST-R7170 | 〇 | ✕ | 423g |
リムブレーキ用レバーをディスクブレーキで使う

機械式ディスクブレーキを使用することで軽量なST-R9250を使用することができます。
GROWTACのEQUAL機械式ディスクブレーキキャリパーが有名でしょうか。
・デュラエースグレードで比較した場合
油圧ディスクブレーキレバーと油圧ディスクブレーキキャリパーの組み合わせ
ST-R9270(350g)+BR-R9270(229g)=579g
機械式ブレーキレバーと機械式ディスクブレーキキャリパーの組み合わせ
ST-R9250(230g)+EQUAL(272g)=502g
となり、約77g軽量化できます。
わずか77gですが、レバーはサドルの次に高い位置にあるパーツでレバーが120g軽量化されるとダンシング時のバイクの振りやハンドルの切れやすさに与える影響は大きいと思います。
これらを重視したい人にはおすすめですね。
リムブレーキとリムブレーキ用レバーの今後

近いうちに生産中止(ディスコン)になると思います。
リムブレーキ対応モデルは今のモデルが最後になり、ST-R9250はシマノ史上もっとも軽いレバー、BR-R9250もシマノ史上最もよく効くキャリパーブレーキになるかもしれません。
油圧式は構造的に優れています。
軽い力で握ったレバーと直線的に制動力が上がるのは魅力的です。
よく効くブレーキはライドに余裕を生むのではないかと思っています。
またブレーキパッドの出が常に一定に保たれるためクリアランス調整も不要です。
私も次のバイクは油圧ディスクブレーキを選択する予定です。
おしまい
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