私はロードバイクのボルトの締め付けにはトルクレンチを使っています。
今乗っているELVES VANYARはほとんどがカーボンパーツなので組み立てる際に購入したものです。
カーボンパーツを締めすぎて壊したくないというのが使用する第一理由でしたが、締めすぎもボルトが伸びてしまい逆に固定力が落ち、適正トルクで締めることが大切だと知り毎回必ず使っています。
私が使っているトルクレンチとソケットを紹介します。
私が使っているトルクレンチ



・SK11(エスケー11) デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 3~60N・m SDT3-060
SK11は藤原産業㈱のオリジナルブランドです。
ほかE-Value、千吉、セフティー3なども同会社のブランドです。
測定範囲が3~60Nmと広いことが特徴です。
カーボンパーツからスプロケットの締め付けまで1つで対応できます。
設定トルク付近になると緑LEDが点灯してピピピピピと鳴り、設定トルクで赤LEDが点灯してピーッと鳴ります。
これが「やってる感」が感じられて非常に良いです。
アナログ式みたいにコキッとはなりません。
設定トルクは電源が切れても記憶されます。
電源を切るボタンはありません、オートパワーオフです。
検査成績表が付属します。
揃えておくと便利なソケット


1.SK11 ヘックスビットソケットセット SHS308BH 4977292239714
こちらもSK11のものです。
3・4・5・6・7・8・10・12mmがセットになっています。
クロームバナジウム鋼で高強度です。
2.デイトナ(Daytona) バイク用 工具 ヘクサロビュラ(トルクス) ソケット T-30 差込角3/8インチ 18414
シマノチェーンリングの締め付けに使用します。
3.トネ(TONE) ロングヘキサゴンソケット 3H-05L 差込角9.5mm(3/8″) 二面幅5mm
前長10cmの5mmのビットです。
デュアルコントロールレバーとフロントブレーキの取付ナットが短い場合に使用します。
4.トネ(TONE) ロングヘキサゴンソケット 3H-04L 差込角9.5mm(3/8″) 二面幅4mm
同じく10cmの4mmのビットです。
コラムに挿入するプレッシャーアンカーの締め付けに使用します。
まとめ

私はいつも規定トルクの下限値で締め付けています。
特にデュアルコントロールレバーは落車時に締め付け部が回転することで力を逃がし、レバーやハンドル・コラムの破損を防ぐので締めすぎ注意です。
たぶん一生使えますので買っておいて損はない工具ですよ。
おしまい
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