今年の6月に購入したRxL(アールエル) FIT TOURING 2というグローブを昨シーズン使用し、とても良かったので紹介します。
RxL(アールエル) FIT TOURING 2とは



靴下で有名なRxLと自転車関連製品の卸大手のフカヤが共同開発したグローブです。
RxL公式ストア バイク(自転車)カテゴリーはこちら(公式ストア限定カラーあり)
「2」のとおり2世代目です。
FITシリーズはパッド付のTOURING2とパッド無しのRACING2、それぞれハーフフィンガー・フルフィンガーと計4種類あります。
私が購入したTOURING2は手のひら部分に10mmの低反発ウレタンが入っているロングライド・オフロードに最適なモデルです。
UVカット率99%・UPF50+、価格は税込5,280円です。
インプレッション


1.サイズとフィット感
サイズは表記どおりに計測したところ21.5cmだったのでMを選びました。
着用した感じは少しキツめで予想どおり、着用すると手が自然とマウスに手を置いたくらいの形になります。
どこの部分も生地が余る感じはなくぶかぶかしません。
「2」になってから親指のフィット感を高める為にパーツが追加されています。
これは親指部が手の平と汗拭きパッドの生地で構成されていたため、伸縮性が無く、きつすぎたり隙間ができたりしてしまったからでしょう。
細かいところですが素晴らしいアップデートだと思います。
2.握った感じ
パッドがかなり厚いので握り心地が犠牲になっていないか心配でしたがすごく握りやすいです。
指を動かしてもパッドの存在を感じません。
手首に近いほうのパッドもスペースを設けて2分割されており細やかな気遣いを感じます。
3.涼しさ
手の甲は通気性と伸縮性のある生地でできており蒸れにくいです。
指と指の間はスッケスケのメッシュになっています。
4.汗ふきパッド
汗は垂れ流しですので鼻水用です。
出てしまいますよね~鼻水、柔らかいパイル地でお鼻にも優しいです。
5.長距離を走ったあとの感想
ビワイチ(約156km)を走ったあとも上半身の疲労もいつもより少なかったです。
「そんな気がする」とかではなくて確実に楽になります。
6.着脱のしやすさ
付けるときは問題ありませんが、外すときは非常に外しにくいです。
これは公式も「着用感を上げるためにわざと犠牲にしている」と書いてあったので仕方ないでしょう。
指を引っかけるタブのようなものは一切ついていません。
外すときはとにかくガバッとひっくり返して脱いでしまってから元にもどす感じです。
グローブを外すのは1ライド中1~2回なので私は気になりません。
7.残念な点
パッド付のTOURING2だけ手首が隠れません。(RACING2はかなり長い)
手首に日焼けリングができるのでいつもアームスリーブをグローブにねじ込んでいます。
あと1cmでいいから長くして欲しかったです。
裏技的な使い方


私は春や秋に指切グローブでは寒いときはDefeetのグローブを着用しています。
付け心地は良いのですが、ただの軍手のようなものなのでクッション性はほぼ0です。
先日Defeetでビワイチ(150km)したら疲労感が半端ではなく、これはダメだと思いました。
そんなときはFIT TOURING 2の上からDefeetを着用します。
ちょっとゴワゴワしますが、クッション性と防寒性を両立できておすすめです。
インドアでも使う

最近はインドアトレーナー使用時も着用しています。
インドアトレーナーは路面からの振動は無いですが、実走と比較して態勢の変化が少ないため長時間乗ると意外と手が疲れます。
今までは使い古した指切グローブを使っていましたが、この極厚パッド付グローブでかなり快適性が上がりました。
パッドが荷重を分散し、手のひらの局所的な圧迫が減るからだと思います。
おすすめです。
というわけで今まで出会った夏用グローブの中で最高のグローブです。
靴下も特許の立体設計で評判が良いとか・・気になっています。
おしまい
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