ビンディングシューズ用 カント調整シムを3Dプリンタで作りました

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カント調整を0にしてから調子が悪い

これはクリートとビンディングシューズの間に挟んでカント角を調整するアイテムですが、これがクリップイン・アウトの操作に悪さをしていることがわかり、先日クリートを交換した際に外しました。

少し違和感を感じながらも乗っていたのですが、やはり膝の軌道が安定しない・踏み込みづらいような気がしていました。

私は踏み込み時にひざが内側に入ります、内側にくの字に曲がっている状態です。

特に左側はフレームすれすれです。

逆にももを上げる際は、足・ひざ・股関節が直線になろうとするのでひざは開こうとします。

まあペダリングのたびにひざが開くとブレブレになるので内転筋を使って押さえつけてるわけですが、これがあまりよろしくない感じです。

先日3Dプリンターを購入したので、シューズのインソール下に入れるシムを作ってみることにしました。

類似製品と素材など

同じ用途の製品で販売されているのは、SPECIALIZED(以下スペシャ)のBODY GEOMETRY INTERNAL WEDGES 2PK、BikeFit のITS(In-The-Shoe)ウェッジくらいだと思います。

1枚あたり、スペシャは1.5mm、BikeFitは1.5°なので1.8~2mmくらい片側が上がります

ちなみに最近のスペシャのシューズは標準で親指側が1.5mm高いカント角が付いています

スペシャは2枚で1,540円、BikeFitは4枚で4,000円くらいです。

2枚で完結することは少ないと思うのでコストは3,000円~4,000円くらいですね。

スペシャのシムは使っていたことがありますが、手で曲げられる柔らかい素材でした。

汎用品と違ってシューズに沿った3D形状も作れますが、採寸と設計も難しそうなので今回は単純形状+TPUで作成します。

採寸と設計

靴の中を測るのは大変なのでインソールから採寸します。

インソールはREVEワットインソールを使用しており、シューズから引っこ抜くのが困難なくらいドンピシャ寸法です。

基準線を引いて左右振り分けで採寸しました。

CADで点と点をフィット線スプラインで繋ぐだけです。

FUSION360でモデルを作成しますが・・

不慣れで操作が難しい! 建設系CADなら楽勝なのに!

多分やり方は間違っていますがなんとか形になりました。

今まで左は1.5mmのシムを3枚、右は1枚使用していたので、左は4.5mm・右は1.5mm内側が高くなる設定のシムを作ります。

端の一番薄い部分は0.2mmで設計しました。

薄いし強度も欲しいので内部の中空化(スパースインフィル)は設定なしです。

Bamboo Lab A1 miniでプリントする

データをBambu Studio(スライシングソフトウェア)に入れて設定したらプリントします。

角度が付いている部分を滑らかにするため、可変積層ピッチ(アダプティブ)を使用、段差が付きやすい部分だけ積層ピッチを細かくします。

これは1段1段が高い階段低い階段にするイメージです。

のちのちZWIFT用のツールを作ろうと思って買ったTPUフィラメントなのでZWIFTカラーのオレンジです。

A1 miniと一緒に購入しました。

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フィラメント使用量は4.5mmが23g、1.5mmが9gの計32gでした。

TPUフィラメントは1kgで3,000円(3円/g)なので材料費は合計96円ですね、安っ!

4.5mmは1時間40分、1.5mmは45分でプリントが完了しました。

TPUで可変積層ピッチだと結構時間がかかります。

インプレッション

自分で作ったものをインプレするのもなんですが・・

硬さは例えるのが難しいですが、硬筆で使う下敷きくらいの柔らかさです。

簡単に曲がりますが、断面を潰そうとすると硬く、指で押しても凹みません

恐ろしいほどにシューズにぴったりです。

造形物の上側は少しですが階段状に段差が付きます。

よって、この面をクッションが付いているREVEワットインソール側になるようシューズに挿入しました。

インソールを戻すと上げた高さ分、内側に少し隙間ができますが、足を入れた感じ違和感はありません。

シムとしての効果も良い感じです。

どうやら左脚が少し短いことが原因っぽいので1mm上げのシムを何枚か作ってフィッティングしようと思います。

試しに空洞ありの軽量バージョンも作ってみましたが、ペコペコと潰れて強度不足でした。

今度は何を作ろうかな~

おしまい

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