前回に引き続き、Zwift環境をDIYでバージョンアップしました。
前回の記事はこちら

今回の目的は以下の3点です。
・4本ローラーを床下に収納してスペースを広げる
・スクリーンセンターでZwiftして没入感を高める
・床の高さを揃えてアクセスしやすくする
結果として、Zwift環境の「使いやすさ」と「没入感」が大きく向上しました。
この記事では、実際の構造や制作工程に加えて、
設計時に意識したポイントも解説します。
改善したいところ

1.スクリーンセンターでZwiftしたい
スクリーンが部屋幅いっぱい、と大きいのでどこらか見ようが変わらないように思えます。
がしかし、センターでZwiftすると没入感がケタ違いです。
あと、どうしてもスクリーン中央に目線が行くため、4本ローラーに乗っていると右側(スクリーン中央)に寄って行ってしまいます。
2.足の踏み場が無い
部屋の幅が1.5mほどしかないため、4本ローラー・T2Hスマートトーラーを並べて設置すると足の踏み場がかなり少ないです。
さらにビンディングシューズを履いているので歩きにくいのです。
3.隣室からの段差が大きい

寝室(和室)からの段差は約18cmあります。
土間は玄関と地続きなのですが、ほとんどが和室からのアクセスなのであんまり意味ない・・
そして上記のとおり足の踏み場が少なく、ビンディングシューズなので土間への踏み入れは結構気を使います。
4.土間は汚れが目立つ

ザラザラしたタイルで水拭きできないんだなコレが。
油汚れや汗ジミはスプレーしてブラシでゴシゴシ・タオルで吸い取る、と実際はかなり面倒です。
グレーなので結構汚れが目立ちます、見た目はいいんですが・・
ZwiftBase 設計

断面図
プロダクト名は「ZwiftBase」です。(適当に命名)
今回の構造は「使わないときに邪魔にならない」ことを優先しました。
特に4本ローラーは常設するとスペースを圧迫するため、
床下に収納できる構造としました。
4本ローラー上に蓋をかぶせれば、スマートローラー(T2H)と前輪(STERZO SMART)を上に設置することができます。
また、バイクをスクリーンは正面中央に配置することで、
実走に近い視線環境を意識しています。
T2HとSTERZO SMARTの記事はこちら



上から見た図
青いハッチング部が蓋の部分で、その間(足を着く部分)の床は周囲とツライチです。
最初の4本ローラー設置およびオレンジのゴム交換の際は開ける必要があるので開閉式になっています。
この床の高さ設定が絶妙で、サドルにまたがったまま両足が着けるけど、クランクがヒットしない高さになっています。
乗るときも・降りるときも・休憩するときも、もの凄く快適です。

今までは↑のような台を作って使用していました。(かなり前の写真)
台の高さは13cmです。
ZwiftBaseを作っていく
1.木材を加工する



OSB合板・コンパネをカットします。(ガレージ広くて良かったな!)
設計寸法を間違っていたらしく、この時点で4本ローラーが入らないことが判明(涙)。
最初から作り直そうかと諦めかけましたが、知恵を振り絞って現況合わせでリカバリーしました。


土間との高さと水平調整にはプラ木レンという調整器具を使います。(モノタロウで購入)
クルクル回すと高さが調整できる便利なアイテムです。

水平になるよう調整しながら部材を接合していきます。
2.電飾(LED)

LEDテープ・調光器・変圧器・プラグを接続します。
プラグ以外はアリエクで購入しました。
24V8mm-480LEDsの5m、変圧器はDC24V60Wを選びました。
LEDテープをコーナーレールに貼り付けて床の両側・4本ローラーの内部3箇所に貼り付けました。




スマートコンセント、変圧器、配線関係は床下に収納しました。(蓋は開閉可)
調光器は操作しやすいよう、板にネジ留めして固定しました。
3.プルタブ・設置位置ガイド


TPUチューブで蓋のプルタブ(取っ手)を作りました。
狭い隙間にもフィット、TPUチューブって薄くていいな!
STERZO SMARTとスマートローラーのゴム足がピッタリはまる円形のガイドを3Dプリンターで作りました。(TPU製)
設置時の位置決めが一発でキマります。
4.4本ローラー固定用スペーサー

4本ローラー固定用のスペーサーも3Dプリンターで作りました。(TPU製)
ガッチリ固定!
5.STERZO SMART収納引き出し

STERZO SMART収納用の引き出し板を作りました。
スライド式で楽々!取っ手は3Dプリンター製です。
オレンジのパーツ、アングルリミッターの記事はこちら

完成

間接照明の光が柔らかく綺麗でいい感じです
画質は劣るけどプロジェクターが映し出す画面は目がチカチカしません。
プロジェクター導入時の記事はこちら

隣室との段差が無くなり、床面積が増えたのでかなり歩きやすくなりました。

やっぱりセンターは没入感が違う!

4本ローラー使用時はスマートトレーナー(T2H)を端に寄せて蓋を開けます。


4本ローラー収納部にも「GT-ROLLER」と「GROWTAC」がライトアップされるようにLEDを設置しました。
GT-eBOXも見える位置に両面テープで固定しました。
このLEDとサイドのLEDもアレクサ連携で完全自動です。
「アレクサ、やるよ」でPC・プロジェクター・サウンドバー・スクリーンバックライト・サイドLED・4本ローラーLED・4本ローラーが起動、隣室の照明が暗くなります。
「アレクサ、やるぜ」で4本ローラーの代わりにスマートローラーが起動します。(4本ローラーLEDは付かない設定)
「アレクサ、おしまい」ですべての電源オフ、隣室の照明が明るくなるという設定です。
アレクサ自動起動の記事はこちら


蓋を締めてフラットにした状態。
バイクを部屋から外に出すのもかなり楽になりました。

土間じか置き時よりもローラー振動音が反響しますが許容範囲です。
OSB合板のテクスチャが良い感じ、汚れや傷も目立ちません。
かかった費用
| 9mmOSB合板 1820*910 2枚 | 2,600円 |
| 12mmコンパネ 1820*910 2枚 | 3,000円 |
| 18mmコンパネ 1820*910 2枚 | 11,000円 |
| プラ木レン 31-40mm×8個 147-215mm×12個 | 12,200円 |
| LED 24V8mm-480LEDs 5m | 1,800円 |
| 変圧器 DC24V60W×2個 | 2,400円 |
| 調光器(Dimer)×2個 | 1,500円 |
| プラコーナーレール 90°1cm 1820mm×3本 | 500円 |
| 両面テープ・電線・ビスなど | 2,000円 |
| 合計 | 37,000円 |
安くはないけど快適性から考えたら十分もとは取れる金額、10年くらいは使えそうだし!
ズイ活が捗りますね!
おしまい






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