ELITE STERZO SMART ステアリングブロック

ZWIFT内でハンドル操作ができる機能“FutureWorks Steering”に対応するガジェットです。
ハンドルを切ることでアバターを左右に操作することができます。
ZWIFT内すべてのコースで操作可能で、レースでも使用できます。
(主催者側で使用不可設定にできるようですがデフォルトが「使用可」なのそのままの場合が多いです)
走行中の分岐路でのコース選択にも使えます。
ハンドルは最大34°まで切ることができ、ハンドル自動復帰システム(ただのバネ)によって切ったハンドルが元の位置に自動的に戻るようになっています。
電池式で単四電池3本で最大500時間駆動、BlutoothでZWIFTと接続します。
対応タイヤ幅は56mm、定価は16,200円(税込)ですが中古で4,000円~8,000円くらいで売られています。
先日ダイレクトドライブ式スマートトレーナーTHINKRIDER XXPROを購入したので、前から気になっていたステアリング機能試してみたく購入しました。


ステアリング機能ONだと、名前の左側にハンドルアイコンが表示されます。
このグループライドでは約3割と高い使用率でした。
使用率は日本人少なめで外国の方は多めの印象、ZWIFT PLAYとかZWIFT BIKE使ってるんでしょうか?

zwift.comより
ステアリング機能をオンにすると・・

・コーナーを最短ルートで曲がれる
コーナーをインーインーインの最短ルートでパスできます。
アタックを仕掛けるには最適です。(他のライダーに接触しなければ)
ZWIFT INSIDERのエリックさんのテストでは最短ルートを走ることで、ダウンタウン・ドルフィンのルート2周で3分11秒→3分4秒と7秒短縮できたようです。

・ずっとドラフティングに入って走れる
少し前から集団走行時のグルーピングの規則性が変わり、集団内で小さいグループができて一時的にドラフティングから外れてしまうことがたびたびありました。
前のライダーが一人二人と横に抜けてゆき、最後は自分が先頭で風を受けてしまうパターンです。
アバターを操作することでドラフティングに入る時間を増やすことができます。(他のライダーに接触しなければ)
・他ライダーとの接触が不可になる
↑で(他のライダーに接触しなければ)と書いたのはこれです。
他ライダーとの当たり判定が有りになり、左右の移動が制限されます。
集団内にいる場合は、左・右・左と曲がる道の最短ルート(イン・イン・イン)を走ろうと思っても無理なことが多いです。
なお前のライダーとも当たり判定はありますが、速度差があれば自動で押しのけて追い越しはしてくれます。
他ライダーやコース端などで移動が制限されいるときは、制限方向に赤い半透明のサインが表示されてわかるようになっています。
・後方のドラフティング解除
アタック・スプリントで先頭を走るときに左右に移動して後方のドラフティング効果を無くすことができます。
たぶんこれが一番のメリット、アイテムのブリトー使用状態を作ることができます。
・通常走れないラインを走れる

コースによりますが道路のセンターライン上などを走れます。
単独なら絶対走れないラインで、よほど大きくまとまった集団でもなかなか走れないラインだと思います。
機器のセットと操作感

・前輪の高さ
THINKRIDER XXPROはライザーブロック※無しでバイクが水平になる仕様です。
よって、水平状態と比較して前輪が3~4cmほど上がります。(一般的なスマートローラーだと1~2cm)
通常、後輪固定式のトレーナーを使用する際はライザーブロックというものを前輪下部に設置し、バイクのハブ軸が水平になるように調整します。
前輪・後輪のハブ軸高低差がどれだけになるかはトレーナーによりますが、販売されているライザーブロックはだいたい2.5~3cmくらいのものが多いです。(大型で高さが調整できるものもあります)

先日購入したTHINKRIDER XXPROにはライザーブロックが付いておらず、前下がりになっていたのでちょうど良かったです。
・接続

STERZO SMARTに前輪を乗せてハンドルを左右に動かすとLEDが点滅して電源ONになります。
PCとBlutoothで接続したら、ZWIFTの接続画面でSTERZO SMARTが表示されるので選択して☑を入れます。(5つの接続が全部埋まって嬉しい)
電源OFFボタンは無いので、ステアリング機能を解除する場合はZWIFTの接続画面を開いて解除します。
接続解除・動作無し状態になると数分で電源が切れるようです。
・本体のズレ防止

本体下部には3箇所ゴムパッドが設置されているのですが、それらがグリップするのは荷重がかかっていたらの話・・
本体は軽いしZWIFTで前輪に荷重することもないので、その状態でハンドルを切れば本体は動いてしまいます。(ハンドルを切った方向に回転する)
動くたびにジャンプして戻したり、ダンベルで3方を固定したり色々試したけどダメ・・
最終的に強力両面テープを貼ったらガッチリ固定されました。
・操作感
ハンドル位置が自動的に元の位置にもどる自動復帰システムですが、バネの力で元にもどす単純な機構です。
バネは柔らかめで操作は楽、アバターはハンドルを切る角度によって左右に移動する速度が変わります。
メーカーが言う「まるで道路を走っているかのような感覚」にはほど遠いです。
バイクは重心移動で曲がるので、ハンドルほとんど切らないですからね~
そしてフレームのジオメトリに寄りますが、ハンドルをMAXの半分くらい切るとタイヤとシューズつま先が当たります。
これは実走でも同様に当たるんですが、この角度までハンドルを切ることって狭い道でUターンするかスタンディングするときくらいでまずありません。
操作に支障が出るかですが、この角度までハンドルを切る前にアバターの左右移動速度は最大になるのでまったく問題ありません。
機器のアソビの部分ですね。
インプレッション(ZWIFT)

・コーナーでインを突くと速い
コーナーのイン側スレスレを走るとアバターがグイッと前に出る感じがします。
これはステアリング機能なしではほぼ走ることが不可能な最短ライン、先にイン側に位置取りをしておく戦略性が求められますが、ヘアピンカーブなどでは効果大です。
・速度差が小さくても追い越せる
平たん路では、後続のアバターが前のアバターより高いか同じPWRで走っていれば自動で追い越します。
これは後続アバターにはドラフティング効果がかかって前方のアバターとの速度差が大きくなるためです。
しかしドラフティング効果が小さく速度差が小さい登り坂では、後続のPWRが大きくても前アバターのお尻をツンツンするばっかりでなかなか追い越してくれません。
追い越すにはある程度パワーを出して速度差を大きくする必要があります。
ステアリング機能を使って前アバターを避ければPWR差が小さくてもジリジリと横に並んで追い抜くことができます。
・まとめ
ステアリング機能はメリットが大きく、レースでもかなり有利っぽい。
ガシガシ踏んでるとついつい操作するのを忘れちゃうんですが・・
ガジェットとしては面白いんじゃないでしょうか。
おしまい





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